濃色のTシャツにホワイトインクジェットプリントをする場合、必ず必要な前処理は、プリント箇所へ均一に前処理剤を塗布しないとインクの乗りにムラができてしまうなど、プリント仕上がりを左右する大事な工程です。
そのため、手動での前処理方法では、ある程度の熟練性が必要になっていました。
ガーメントプリンター用の自動前処理機「PRETREATmaker
LINE」では、前処理剤の塗布・乾燥・仕上げのプレスがすべて自動で行えるため、熟練のスキルが特段不要で、量産でも1枚ずつ同様の仕上がりに前処理を行うことができます。
これまでの前処理方法では、前処理剤の塗布・乾燥・プレスそれぞれの工程ごとのボディをセットするなど、ある程度アナログな作業が発生していました。
「PRETREATmaker
LINE」では、最初にボディをセットし操作を起動するだけで、すべての工程が次々と自動的に処理されるようになっているため、前処理工程における作業者1人あたりの作業時間を短縮し、省力化することができます。
また、時計回りに回転しながら処理を行う構造上、ボディのセットと取り出しが同じ位置から行えるため、作業者が工程ごとに移動する必要もありません。
1台につき、1人で操作することが可能なので、今までの前処理方法よりも数倍のスピードで処理ができ、1枚あたりのトータルコストを大幅に下げることが可能です。
バリアブルな印刷でも「PRETREATmaker LINE」を使用すれば、手吹きでの前処理方法と比べて6.24倍のスピードで前処理を行うことが可能です。 前処理におけるクオリティの均一化だけでなく、生産性の大幅な向上も期待できます。
前処理方法 | 1台あたり前処理可能な枚数 |
---|---|
PRETREATmaker LINE | 156枚/h |
霧吹き(手吹き) | 25枚/h |
※PRETREATmaker LINEは設定上の最大の数値、手吹きは当社加工者による実測値です。
リース会社のご紹介も可能です。お気軽にお問合せ下さい。
用途 | ガーメントプリンター用 自動前処理機 |
外形寸法 | 516 x 200 x 180 cm |
重量 | 1460 kg |
動作電圧 | AC400V×3台 |
定格出力 | 33 kW |
消費電力 | 45 A |
空気消費量 | 15 L/マシンサイクル |
メインヒューズ | B50 A |
騒音 | 機械からの騒音は70dB(A)以下 |
プリントサイズ | 40 x 54,5 cm |
ウォームアップ時間 | 25分 |
対応最大高さ | 30mm |
最大風量温度 | 250 ℃ |
最大赤外線温度 | 350 ℃ |
加熱時間 | 100〜120 秒 |
最大押圧力 | 6bar |
最高温度 | 220 ℃(最適温度 180 ℃) |
プレートサイズ | 45 x 56 cm |
加熱時間 | 1〜25秒 |
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