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2023.05.02

Trans Jetメールマガジン 2023年5/2号 〜長期休暇前の対応〜

5月に入り、明日からゴールデンウイーク休暇という方も多いのではないでしょうか?

そんな今回のメルマガは、Trans Jetの長期休暇前のメンテナンスについてです。

【DTTS-600/302シリーズ】

準備するもの
・インク5色分のタンク(ペットボトルを切ったものなどでOK)
・ペットシーツや新聞紙などを敷いたバケツ
廃液が大量に出るため、それを受ける容器として使用します。
・精製水 4L程度(通販・薬局等でお買い求めいただけます)
・洗浄液 1L~1.5L程度

注意:洗浄液が十分にない場合は白のみ洗浄を行い、カラーに精製水を流さないでください
精製水には保湿成分が含まれていないので、精製水での洗浄後には必ず洗浄液を通すようにしてください。
洗浄液が十分にない場合はカラーは洗浄を行わなくても問題ありません。

①インクのバルブを閉めて、パウチのジョイント口が上向きの状態でプラグを抜く
※チューブを掴まず、必ずプラグのプラスチック部分を持って抜くようにする。

②パウチインクからチューブを抜き、カラーごとにタンクへ差し込む
※インクが飛び散りやすいため、目を保護するグラスをかけたり、床にビニールを敷いたりして養生をする。
※プラグが水面より上がるとエアーが入ってしまうため、なるべく深めに差し込むようにする。

★プラグを抜いたパウチは、ジョイント口が乾燥して固形物が混入する恐れがあるため、テープなどで密封する。

③インクのバルブを開けて、各タンクの容器に精製水を入れる

④マニュアルパンプを行う
ホワイトは4チャンネルを使って排出するため精製水の減りが早いです。適宜足していってください。

【600の場合】
通常のマニュアルパンプ(Two Head)を行う

【302の場合】
PrintExpからマニュアルパンプを行う
Setting > Load Ink >2head Allを選んで > Load Ink

マニュアルパンプは1回10分程度かかるため、その間にローラー部分など普段あまり行わない部分の清掃を行うようにしましょう。

⑤10分後(1度目のマニュアルパンプ終了後)
精製水が減りきっておらず、一定量タンクにある場合は再度マニュアルパンプを行う

★ホワイトチャンネルのクリーニングについて
ホワイトチャンネルは、カートリッジに溜まっているインクを排出するため、精製水だけでなく洗浄液を足してマニュアルパンプを続けます。

⑥20分後(2度目のマニュアルパンプ終了後)
精製水がほとんどなくなったカラーはバルブを閉めて、それ以外のカラーは3度目のマニュアルパンプを行う
チャンネルによって精製水を吸う量が変動します。バルブを閉めることによりほかチャンネルの吸う勢いが増します。

★チューブにエアーが入ってしまった場合
該当チューブ以外のバルブを閉め、該当チューブだけを吸い上げる状態にしてマニュアルパンプを行います。
エア噛みが解消されたら、閉めたバルブをもとに戻します。


写真左:チューブにエアーが入っている状態、写真右:エアーが解消された状態

⑦精製水が各色ほとんどなくなったら、CMYKのタンクへ均等に洗浄液を入れてマニュアルパンプを行う
⑧プラグの先が浸る程度の水位を残した状態でマニュアルパンプを止める
長期休暇期間中に乾燥しないよう、プラグの先が濡れていて、ヘッドの中にも洗浄液が回っている状態で保管しておきます。

ホワイトチャンネルのカートリッジに溜まっているインクを徹底的に洗浄する場合は、該当のチャンネルだけ洗浄液を足してマニュアルパンプを続けます。

⑨ホコリを避けるため、ごみ袋などでカバーをしてから電源を落とす

上記のメンテナンス手順について、
動画で説明したものもご用意していますので併せてご確認ください。
(動画内ではDTTS-600シリーズを用いて説明しています)
【動画】長期休暇メンテナンス動画
※リンクをクリックするとYouTubeに繋がります。

【DTTS-300シリーズ】

<ヘッドの保湿>
■方法1(推奨)
1.マニュアルポンプボタンを3秒ほど長押しして、キャップの中にインクを溜める
2.電源を落とす

■方法2
1.リセットボタンを押して、ヘッドを左へ動かす

2.ヘッドが戻るまでの間に、注射器でキャップの中へ精製水を注ぐ

3.リセットボタンを押し、ヘッドを戻す。同時にキャップも上昇します。
以上の手順が終わったら、保湿状態となります。

4.電源を落とす

<廃インク経路のクリーニング>
1.リセットボタンを押し、ヘッド位置を動かす

2.主電源ボタンを押して電源を落とし、手動でヘッド位置を左方向へ動かす

3.付属の注射器に水を入れ、受け皿に注水する

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【長期休暇明けのインク取り付けについて】

お休み明けは、休暇前のメンテナンスで吸い込んだチューブ内の洗浄液をしっかり排出してからインクをセットします。
廃液も出ますので、同様にバケツのご準備をお願いいたします!

事前に動画を公開しておりますので、詳しい手順については以下をご参考にしてください。
(動画内ではDTTS-600シリーズを用いて説明しています)
【動画】長期休暇明け復帰手順動画
※リンクをクリックするとYouTubeに繋がります。
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分からないことなどございましたら
お気軽に担当者までお問い合わせください。

どうぞよろしくお願い致します。

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