Trans Jetメールマガジン 2023年10/6号 〜シートの乾燥温度について(改定版)〜
今回のメルマガはシートの乾燥温度について(改定版)です。
<ヌルヌルは乾燥不十分!乾燥温度は高めに>
乾燥温度を高めに設定してください。
炉内の温度はプリンターの設置環境や吸煙機の吸煙状態にもよるので一概に「設定温度を〇℃にしてください」とお伝えすることが難しいのですが、堅牢度的には温度を上げ過ぎ焦げて黄変してしまう手前が一番いいとされています。(概ね130~140℃)
普段プリントを行う条件で一旦焦げて黄変するまで設定温度を上げて、そこから少しずつ温度を下げていってください。
【DTTS-P600】
事前乾燥を行う
前方パネルの温度設定70〜80℃で、パウダーをかける前の事前乾燥を行ってください。
事前乾燥が不十分の場合、インク内の保湿成分がマーク内に残りやすくなり、そのままパウダーを塗布して加熱すると気泡が出来てしまいます。
コンベアスピードは1で
インクには保湿成分の樹脂や溶剤が含まれており、加熱されることでインクより排出されます。この成分がインク内に残留したままのマークは堅牢度が低くなってしまいますので十分な温度で長い時間加熱を行ってください。
吸煙機の使用を推奨
乾燥段階で出る湯気は保湿成分を含む水蒸気です。乾燥炉内に湯気が充満している状態では赤外線がマークに届かず加熱の妨げとなります。
また、炉内に滞留していることで再度マークに付着してしまいますので吸煙機を使用し湯気を除去してください。
【DTTS-P302】
プリンターのヒーター設定
F(フロント 60℃)/M(ヘッドが動く部分 40℃)/R(転写紙ロール側 40℃)
バインダー機設定
プレヒーター温度:70~80℃、ヒーター温度:130~135℃
その他、Trans Jetに関する困りごとや不明点がございましたら
お気軽に弊社担当者へご連絡ください。
どうぞよろしくお願い致します。
<保守対応について>
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