バインダーインク搭載のパウダーレス方式を採用した 次世代型DTF印刷システム、「TransJet DTTS-6000」 2024年10月より発売開始
生地の風合いとプリントの耐久性を兼ね備えた新システムによりアパレルプリントは新たなステージへ
株式会社イメージ・マジック(本社:東京都小石川、代表取締役:山川 誠)は、この度、DTF(Direct to Film)プリンター向けに、従来必要であったホットメルトパウダーを一切使用しない画期的なバインダーインク(特許出願中)の開発に成功いたしました。本インクは、従来のパウダーレスシステムの課題であった耐久性の弱さを克服し、洗濯を繰り返しても鮮やかなプリントを長期間維持できるという特長を備えています。
この度バインダーインクの特性を最大限に活かすべく開発を進めていたパウダーレスDTFシステム「TransJet DTTS-6000」シリーズと共に2024年10月より出荷開始いたします。
TransJet DTTS-6000の特徴
【耐久性と高品質を両立】
洗濯耐久性の向上
従来型システムではパウダー塗布ムラによる接着品質の不安定さが課題とされてきましたが、特殊な樹脂配合により、インクが繊維に深く浸透し、優れた洗濯耐久性を実現。繰り返しの洗濯にも色あせや剥がれが起こりにくく、長期間美しいプリントを楽しめます。
パウダー不要で作業効率向上
従来のパウダー散布工程が不要となるため、繰り返し行われるパウダーの追加投入作業が無く、連続運転そして省人化に寄与いたします。
高品質な印刷を実現
DTTS-6000に搭載される高性能RIPソフト「PrintFactory(TM)」との組み合わせで、再現性が高くより緻密で鮮やかな画像表現が可能になります。
プリント面の柔軟性向上
パウダーによる硬化ではなく、インクの柔軟性と追随性を活かした接着効果により、DTFの弱点と言われていたプリント面の固さが無く、生地の風合いを活かしたアパレルプリントが可能となります。
【次世代型DTFでアパレルプリントの新たな可能性を拓く】
幅広いアイテムへの展開
Tシャツだけでなく、スポーツウェア、ユニフォームなど、様々なアイテムへの印刷が可能になります。
高品質なカスタマイズアイテムの提供
個人向けのカスタマイズアイテムから、企業のユニフォームまで、幅広いニーズに対応できます。
DTF印刷市場の拡大
耐久性と品質の向上により、DTF印刷の利用シーンが拡大し、市場全体の成長を牽引します。
【今後の展開】
当社は、このバインダーインクを搭載したDTFプリンターの販売を、2024年10月より開始いたします。本製品を通じて、DTF印刷業界の発展に貢献するとともに、お客様に新たな価値を提供してまいります。
また、当社プリント事業でも本システムを積極的に活用しシート出力サービス等付加価値の高いサービスへの展開を実施して参ります。
※PrintFactoryはAurelon B.V.社の商標です